作家は
ソファに座って
考えをあたためている
この本でM.B.ゴフスタインは、作家とはなにであるかを簡潔に、しかもゆきとどいた心で説明している。
じっと見つめ、形をととのえ、日々の生活の中でひろったイメージを集めあたためている・・・・・・。
M.B.ゴフスタインが、図書館員や学校の先生達に自分の仕事や自分自身のことを話すときに、いちばん気に入っているのは、どうやって本を書くんですかという質問に答えていくことだという。
ゴフスタインによれば、これが、実は A Writer・作家 の種になったもので、その質問はずっと、何年ものあいだに彼女の心の中にあって、やがて時が来たときに初めて、「紙に言葉をおき、それを切り、刈り込み、設計し、形をととのえた」という。
著者:M.B. ゴフスタイン
翻訳:谷川 俊太郎
本体サイズ:19cm×15cm
ページ数/32ページ